2016年11月11日と12日の二日間にわたって、今年も福岡の中心街である天神の街をジャックして開催された明星和楽。
テクノロジーとクリエイティブに関わる人々が集まることを目標に2011年に開始されたフェスティバルで、これまでにロンドンや台湾など海外でも開催した実績がある。

ドローンやVRなどの最先端テクノロジーに触れ合えることはもちろん、街中ではミュージシャンが歌ったり、ダンサーが踊ったり、エンターテイナーが笑いをとったり…。
高校生がファッションショーをやっていたり、イケメン紳士マッチョ集団がデパートのショーウィンドウでポーズを決めていたり、クリエイターが福岡の悩みを解決していたり…。

そんな“カオス”な盛り上がりを今年もみせてくれた明星和楽には、毎年登壇いただいている福岡の高島市長に今年も最後を締めてもらった。
さあ、そんな明星和楽2016の“カオスさ”を振り返ろう。

明星和楽2016

初の試み。「明星和楽2016 テックデイ」を開催!

20161111()に「明星和楽2016テックデイ」を初めての取り組みとして開催した。
「テックデイ」とは、デジタルマーケティング(出演者:平野裕亮氏[アンダス株式会社 SEMユニットリーダー]、谷脇良也氏[ランサーズ株式会社 福岡支社支社長])やFintechセミナー(出演者:小川久範氏[みずほ証券株式会社 戦略調査部]、落合孝文氏[渥美坂井法律事務所・外国法共同事業/弁護士, FinTech協会事務局]、増渕大輔氏[日本マイクロソフト株式会社 デベロッパーエバンジェリズム統括本部 テクニカルエバンジェリズム本部エバンジェリスト]、栗元憲一氏[株式会社Nayuta 代表取締役])、失敗カンファレンス(出演者:佐野健一氏[株式会社ビジョン 代表取締役社長]、佐藤 亨樹氏[株式会社デジタルアイデンティティ 代表取締役COO]、前田哲郎氏[アンダス株式会社 代表取締役社長])など、これからのビジネスに必要なアイデアや知識が集結したビジネスカンファレンスである。

また、昨年も好評だった「オープンドアデイ」も同日に開催した。「オープンドアデイ」とは、福岡に大勢集まる明星和楽の前後に、福岡の企業に訪問する試みである。

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福岡のみならず東京や台湾などから集った最先端のテクノロジーに関わるリーダー達によるパネルディスカッションは集まった約200名の参加者も満足だったに違いない。

 

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また、前夜祭ということで開催したパーティーでは、福岡を拠点に活動する学生たちがピッチをするコンテンツもあり、大いに盛り上がった。

 

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アフターパーティーが終わった後の会場では、すぐに撤収作業が行われた。なぜなら学生向けに孫泰蔵さんが講義をしてくれるという、学生にとっては非常に貴重な経験ができる機会があったからだ。
前日に決まったこの企画には、30名を超える九州の大学生が集まり、泰蔵さんの若い時の話から今の投資の話まで真剣に聞く姿が見受けられた。22時に始まったこの講義は、なんと深夜4時まで続き、”学生のために”という泰蔵さんの思いに感銘したのと同時に、明星和楽の歴史に残るコンテンツだったに違いないと確信した。

 

天神ジャック!ソラリアゼファ会場で明星和楽スタート!

さて、明星和楽の本番は次の日の11月12日だ。天神の街中の6会場で様々なコンテンツが繰り広げられた。
メイン会場であったソラリアゼファ会場では、12時のオープニングと同時にTeamSurpriseによるコーラスが披露された。

 

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その後は、「福岡のお悩み相談室」という福岡を拠点に活動している人のローカルなお悩みに、関東/関西のクリエイティブ業界で活躍する出演者(富永勇亮氏[dot by dot 代表取締役/プロデューサー]、塩谷舞氏[PR・広報]、長谷川哲士氏[コピーライター]、塚田有那氏[キュレーター]、桜井祐氏[編集者])たちが、各々のクリエイティビティを発揮して答えていくトークイベントや、福岡を代表する木綿達史氏(KOO-KI代表取締役 映像ディレクター)、眞鍋海里氏(BBDO J WEST コンテンツプランナー)、松本祐典氏(ブランコ株式会社 クリエイティブディレクター)、尼田聖輝氏(アマダマングラフィカ グラフィックデザイナー)がクリエイティブを勝手に褒めまくる「ホメたいクリエイティブ大賞」などが模様された。

 

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会場の横では企業ブースが設置され、乃村工藝社さん(写真上)による音を感知してジュースができる機械や、IMJさんによる360度ホラー体験などいつもは聞こえない驚きや悲鳴がソラリアゼファには響き渡った。

 

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最後は、毎年恒例となったが高島宗一郎市長が生出演し、これからの福岡のスタートアップ市場について語った。今後の高島市長の動きに引き続き注目していきたい。

 

 

天神ジャック!岩田屋本館前会場では、アーティストが暴れまくる!

みなさんおなじみの岩田屋本館前広場では、アーティストが様々なコンテンツを繰り広げた。
オーケストラによる演奏から始まった岩田屋前広場。ダンスなどでは多くの人がステージに集まって楽しんでくれたようだ。

 

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中には、高校生によるエンタメイベント「しゃれとん祭」が明星和楽にファッションショーの企画を持ち込みコラボしたシーンも見受けられた。
マツコ会議にテレビ出演した”九州のぺこ&りゅうちぇる”と言われている2人もレッドカーペットを歩き、会場は盛り上がった。
そういえば、この2人と自撮りで写メを撮ったのだが、その時に今流行りの写真加工アプリSNOWをダウンロードしてないことを怒られた…。

 

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岩田屋前のショーウィンドウにては、昨年も大きな話題となった筋肉紳士集団ALLOUTによるボディペイント企画が催された。筋肉好きの女子にはたまらない企画だろう。

 

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クリスマスに向けて設置された岩田屋前のクリスマスツリーも演出を手助けし、トークライブやセッション、最後はソロシンガーによるライブで幕を閉じた。

 

天神ジャック!ライオン前広場で謎のちゃぶ台?!

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ライオン前広場では、普段は見れない明星和楽ならではの奇妙な光景をいくつも垣間見ることができた。中には、触ったら音が出るという服を着た女性が歩いていたり、Twitter上で「明星和楽」に関連するワードが出ると動く物体があったりと、明星和楽感満載の会場だった。

 

天神ジャック!天神地下街では懐かしいあのキャラクターが出現!?

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天神地下街では、明星和楽・てんちかキャラクターコレクションが開催され、天神地下街の40周年記念ということもあり、”ムッシュてんちか”が限定復活した。
またこの企画用にスマホアプリを開発し、契約店舗ではAR技術を駆使した割引クーポンが利用できるという、これまた非常に面白そうな企画だ。

 

天神ジャック!福岡市役所前広場で、キュートなミニロボットがお出迎え

13日が福岡マラソンということもあり、多くのランナーが集まっていた市役所前広場では、机の上を歩き回る二足歩行ロボットPLENが展示され、子供から大人までを楽しませてくれた。

 

天神ジャック!大名小学校で最先端技術に触れ合う!

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今流行のドローンが飛び交った大名小学校会場では、親子が楽しめるコンテンツが目立った。VR・ニューロン体験や子供向けプログラミングのワークショップなど、一日中来場者が楽しめる会場となった。

 

”カオス”な明星和楽は2017へ

2016年11月11日12日と2日間の開催となった明星和楽2016。

「新種」というテーマで開催された今年の明星和楽からは何が生まれるのだろうか。単発のイベントではなく、コミュニティとして完成されたイベントを目指して、新しいものを世に生み出していけたら、さらにカオスさは増してくるのだろうか。

来年はどんな明星和楽が待っているのだろうか。お楽しみに。

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<編集後記>

今回明星和楽のまとめ記事を担当させていただいた松口です。
2016年の今年から関わらせていただきましたが、感想は「カオス!」の一言に尽きます(笑)
ここでいうカオスは僕にとっては、マイナスなイメージではなく良いイメージの”カオス”です。様々なコンテンツが繰り広げられ、他業種の方々が交流し、大人も学生も会場によっては子どもの姿もあり、あたらしい何かがその”カオスさ”によって生まれる、そんな雰囲気を感じる2日間でした。

多くの方々のサポートなくしては、できなかった今回の明星和楽2016。数え切れないほど多くの方に感謝して編集後記とさせていただきます。
ありがとうございました!!